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Petron Corporation(PCOR)

企業情報

代表者名 Cojuangco Eduardo
設立年月日 1966年12月22日
上場日 1994年9月7日
WEBサイト http://www.petron.com/web
セクター 工業
証券コード PCOR
売上高(百万 PHP)
2013年 463,638
2014年 482,535
2015年 360,178
発行済株式数
(百万)
9,375.1
株価 10.18 PHP
時価総額
(百万 PHP)
95,250.00
EPS 0.15 PHP
PER 67.73
配当利回り 0.49%
ROA 0.00%
ROE 0.02%

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ペトロン社(PCOR)は大手財閥のサンミゲル・グループに属する大手石油精製会社です。

相関図

※クリックで拡大※

1933年創業のペトロン社は、フィリピン最大の石油精製会社で国内の石油需要の約4割を供給する巨大企業である。 ルソン島バタアン州には、1日18万バレルを製油できるリマイ製油所を管理運営しているほか、国内に32か所のデポ・石油貯蔵ターミナルを所有している。


ペトロン社は川上の石油精製のみならず、川下のガソリンスタンドの運営も行っており、その数は2000店以上でフィリピン最大である。フィリピン国民の所得増加により、自動車・オートバイの需要増加が予想され、実際、近年の新車販売台数の増加は著しく、2014年の新車売上は23万5,000台と2013年の18万1,000台から30%近く増加した。また、2015年の1〜7月の販売台数は15万6000台と前年同期比20%の増加である。1億人を超えた人口と、更なる経済成長はフィリピンにも本格的モータリゼーションの到来を感じさせ、モータリゼーションの発達によって、石油・ガソリンの需要増加が見込まれる。

フィリピン最大級のコングロマリット(複合企業体)であるサン・ミゲル社が株式の51%を保有しており、稼ぎ頭のペトロン社をはじめ、各分野で業績を伸ばしている。ペトロン社は2015年は粗利益率が大幅に改善したことから、営業利益を前年比2.4倍の181億3,400万ペソまで伸ばした。売上高は前年比25%減の3,601億7,800万ペソだった。

この他、同社は海外展開にも積極的で、2011年には米石油大手エクソンモービルからマレーシア国内のガソリン小売り事業を6億1,000万米ドルで買収。西部ポート・ディクソンの石油精製所の改修工事にも7~10億米ドルを投じて精製能力を引き上げた。これによりマレーシア国内に560店あるエクソンの「エッソ」ブランドの給油所を順次「ペトロン」に変更している。これらを含めて2023年までに20億米ドルを投じて給油所新設など事業拡大を図る、としている。


企業紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=cV3YqFYDygo

経営理念

私たちは、以下の内容により私たちのビジョンを実現します。

革新的な製品やサービスを通じて一貫した顧客満足度を提供し、お客さまの生活にとって不可欠となること。

成長と機会の追及において戦略的なパートナーシップを発展させること。

競争力のある優位性を実現するために私たちの精製資産を活用すること。

チームワーク、イノベーションおよび卓越性を奨励する企業文化の醸成。

コミュニティおよび環境を整えること。

プロフェッショナリズム、誠実姓、および公正さをもって自身を律すること。

そしてすべての投資家へ最善の利益をもたらすこと。

決算報告

※単位:100万PHP

2013年 2014年 2015年
売上高 463,638 482,535 360,178
営業利益 11,684 7,605 9,925
経常利益 6,942 3,813 9,925
当期利益 5,247 3,320 5,618
配当(PHP) 0.05 0.05 0.1
BPS(PHP) 10.02 10.38 8.81

【特記事項】
ペトロン社は 2016 年 1 月に RMP-2(製油所拡大・効率化プロジェクト)の本格稼働を宣言した後、純利益が前年同期比 973.2%と急増したことを発表した。純利益は 27.6 億ペソに急増し、 2015 年第 1 四半期の純利益(2.57 億ペソ)の 10.7 倍程になった。利益の この急増は(1)数量の増加と(2)利益率の改善によるものである。販売量は 2015 年 第 1 四半期の 23.2 百万バレルから 25.30 百万バレルへと 9.1%増加した。数量の増加は油価下落の影響を低減させ、売上高は前年同期比 11.4%減の 768.6 億ペソになった。一方で、利益率は大幅に改善し、売上総利益率と純利益率は11.6%と 3.6%と なった。高付加価値の燃料と石油化学製品の増産と、より安価な重油の利 用によって利益率が改善した。ナフサの利益率が上がり続ける中、ガソリンと石油化学製品の利益率は横ばいとなった。

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